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北京に屈したブッシュ政権

2008/09/08 15:00

 

今回の公社2社のポイントは公的資金注入というよりも「国有化」にあります。
公社の債券は米政府保証100%、つまり米国債並みだからリスクは低い、買ってくれというわけです。
国有化しないと、買えないと、中国あたりは条件を付けていたのではないか、ブッシュ政権はそれで折れざるをえなかったのでしょう。共和党の基本原則は市場至上主義、国有化などとんでもないわけですから、それに反する決定をするには手間取ったのでしょう。

何しろ、中国政府は2公社の債券の最大の保有者で、中国がもう買わない、という動きを見せるだけで、市場は動揺します。

日本は米国にとって安全パイ、裏交渉は北京ーーワシントンだったと推測します。

カテゴリ: マネー・経済  > 金融    フォルダ: 田村秀男の国際政治経済学入門

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コメント(11)

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2008/09/08 16:42

Commented by 巴さろん さん

今日の東京株式市場で、銀行株が軒並み高くなっているのは、「2公社の債権が紙くずにならない」米国政府の保証がついたからなのでしょうか?

 
 

2008/09/08 18:11

Commented by staro さん

田村秀男様

お邪魔します
ご高説、大いに参考にさせて頂いております

さて、
公的救済についてですが、金融機関で従事している者たちは共和党であれ、
民主党であれ、ある一定水準まで来ると公的救済(国有化)は当然されるもの
と判断していると思うのですが?(私も2年くらい前から確信していました)
日本での不良債権処理では国有化も破綻も反対する現状維持派が随分
幅を利かせて邪魔立てしましたが、米国も似たような構図だと聞いています
日本では天下り先がなくなるから邪魔をしたのですが、米国では訴訟になり
かねないので隠ぺいしていたと聞いています
問題は不動産の底値をどこで判断するかで、公的介入を言及するタイミング
が変わると思います
焦げ付き債権の確定(日本でも有名になった分類区分ですが)をどう判断する
か、本当に底値(債権を持っている者、負債者の投げ売り、処分)が
ピーク(相場、実態売買として)になっているのかどうかで、資本注入が
決まるものと認識しています
日本の場合はゴールドマンサックスらが提示した転換社債が有名ですが、
あの価格と瑕疵担保条件は本当に酷いものでした
しかし当時、国内では誰もそれ以上の条件で資本参加する企業などなく、
倒産するか、完全国有化か、やむなく条件を受け入れるかでした
日本の都銀は悉くこれらの条件を飲んだと思います
今回の米国政府の発表の裏(21兆円の優先株?)で、日本の金融機関へ
資本参加の打診があったと聞いています
しかし現時点の発表では優先株(無配)なので、
本当に引き取り先が外資(中国や日本や資源国)なのか判断できないものと
思いますが、如何でしょうか?

 
 

2008/09/08 22:24

Commented by ana5 さん

グラフにして頂くと判りやすいです
中国はお得意さんですね
中国の債権でどのくらい規模を占めているのでしょうか?

 
 

2008/09/09 04:18

Commented by ..... tomtom さん

フェデェラルのベイルアウトには何か疑問を感じてましたが中国がらみとは夢にも思ってませんでしたが、指摘されるとストンと判る気がします。

 
 

2008/09/09 23:23

Commented by ana5 さん

to 田村秀男さん
人民網の経済関係の記事で
中国は毎年700万人以上の新規求職者が出ます
この為失業による社会不安を治める為には
8%以上のGDP増加が必要との試算が発表されています
デカップリングを中国は昨年末から今年前半まで主張していましたが
現実は世界経済と連動していました
自国経済維持の為政策
アメリカ債権の購入増加のグラフ(田村氏のブログ)も一つの現れ
だと思いますがいかがでしょうか

 
 

2008/09/10 10:29

Commented by 田村秀男 さん

To ana5さん
>自国経済維持の為政策
>アメリカ債権の購入増加のグラフ(田村氏のブログ)も一つの現れ
>だと思いますがいかがでしょうか
北京五輪前には特に米金融市場の崩壊を避けたかったのでしょう。北京としてはもちろん、中国経済が米国の金融市場により大きく影響されることを強く認識していると思います。しかし、国家資本による投資家としては、住宅担保証券が紙くずになることも避けなければなりません。北京のそのジレンマはワシントンも理解せざるをえなかったのでしょうね。

 
 

2008/09/11 06:09

Commented by ana5 さん

to 田村秀男 さん
PIIとCPIが4月にクロスし8月もPIIが10%上昇しています
http://images.china.cn/attachement/jpg/site1004/20080910/000cf1a48a860a31b82a08.jpg
最大の輸出先アメリカの景気後退で
価格転嫁のできない企業の業績が急速に悪くなるのでは?
不動産価格の下落も始まっているようです
国有株放出の噂もあり
正に株全面安の要因全てが揃ったように思えます

 
 

2008/09/11 08:53

Commented by ana5 さん

t
------------
さん
何時も情報ありがとう~

 
 

2008/09/11 16:00

Commented by ana5 さん

t
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さん
株価下落で中国当局、ネットでの論評に検閲強化
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080910-OYT1T00545.htm
中国当局は株価低迷や経済の先行き不安が、投資家の抗議行動など社会不安を引き起こしかねないとの
懸念を強めている模様だ

高値から60%下落したら日本でも大騒ぎになりますね

 
 

2008/09/11 16:36

Commented by ana5 さん


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さん

2008/09/11 16:21
2008/09/11 16:23
この投稿は相反しているのでは?
株価の下落を気にしない政府は資本主義経済の
管理者でも、資本主義の仲間でもないのでは?
コメント小生ブログにでも返事してね~

 
 

2008/09/12 12:03

Commented by gujin さん

>国有化しないと、買えないと、中国あたりは条件を付けていたのではないか<
素晴らしい洞察。感嘆しました。

 
 
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